居場所をください。




永田さんの家はレッスン場のすぐ近くだった。

徒歩3分くらいでギリギリまで寝れそう。


「お邪魔しまーす。」


もう限界。


「初対面でいきなり部屋来て

許可なしにベッドに寝るか?普通。」


「だってマネージャーでしょ?

時間になったら起こしてね。おやすみー。」


私はそれだけ言って眠りについた。