朝陽が遊ぼうといってきたのに
もはや俺なんか放置して男三人で遊んでる。
俺が入ろうとすれば「パパ触んないで!」と怒られる始末。
本当ここ最近俺への扱いがひどい。
まぁ咲空も最近寝返りでどこまでも移動するし、目が離せないからありがたいっちゃありがたいけど。
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それから全員で風呂も済ませ、飯も済ませ、もう眠くて眠くて…なんて俺の睡魔も子供たちには敵わなく、そんなことは考えてる暇すらない。
「パパ~、ママはー?」
碧翔と飛鳥があっちで取り合いをしてる中、ちょっと寂しくなったのか朝陽がそんなことを聞いてくる。
「今日はお仕事でちょっと遅くなるかな~。
先寝てような」
「明日はいる?」
「いるよ。明日はママと保育園いこうな」
「うん!
ねぇ、次はいつみんなでお出掛けできるの?」
……お出掛け、か。
そういや咲空が生まれてからは一回も家族で出掛けるってなかったな…
本当スーパーとかしか…
「……そうだな
咲空もしっかりしてきたからそろそろお出掛けしたいな。
まだ咲空もちっちゃいから遠くは行けないかもだけど、ママと相談してみるよ。
朝陽はどこに行きたい?」
「僕動物園!ライオンさん抱っこしたいの!」
・・・ライオン?
ってことは子供がいるとこってことだよな……
「……わかった。じゃあちょっと調べてみるよ。」
「でも遊園地も行きたいし、どっかお泊まりもしたいなー」
「はは、そっか。
じゃあみんなで旅行行こうな」
「うん!」
お泊まり、な。
確か美鈴が来年10周年のツアーがある。
今作ってるアルバムが完成すれば次はライブのことが始まるか……
俺も年明けには映画の撮影でギチギチになるだろうし、今のうちか…
長曽我部さんに相談してみるか。
……本当、つくづく俺らってすべて長曽我部さん頼りだな…


