居場所をください。




それから私たちは食堂でご飯を食べた。


「そーだ、連絡先。」


「あー、はいはい。」


私は永田さんと連絡先を交換した。


「さてと、少し時間が空くな。

どうする?」


「休みたい。」


「どこで。」


「どっか。」


「どんだけ適当なんだよ。

家は?」


「あ、長曽我部さんから鍵もらってない。」


「は?なんで長曽我部さん?」


「長曽我部さんちに居候。」


「は!?まじかよ!

信じられねー…。」


「ま、詳しくは長曽我部さんから聞いてよ。

あー、眠いー。」


久しぶりにこんな疲れたよ…。


「……………しかたねーな。

俺んちで寝るか?」


「いいの!?

そうする!!」


やったね。もう眠くて仕方ないよ。

私はすぐに立ち上がって永田さんに着いていった。