"……そのあと、叔母に当たる人に
そばにいるだけが愛じゃない、って言われて
見守ることも大事って言われて、
それで、残り少ない時間
私にできることはなんだろうって考えたの。
その結果が、ベストオブアーティストで歌った
"ヒカリ"だった。
長曽我部さんが目標とした舞台で
長曽我部さんへ贈る歌を歌いたかった。
長曽我部さんが私のマネージャーでいる間に
どうしても、ベストオブアーティストを
授賞したかったんだ。
だから、応援してくれたみんな
私をベストオブアーティストに選んでくれた
審査員の方々
本当に、心から感謝申し上げます。"
あの瞬間
あのライトを浴びたとき
あのヒカリに照らされたとき
私は開花したんだ。
ずっとつぼんでいたなにかが
私のなかで開花したんだ。
"どれだけ時間がたったとしても、
長曽我部さんは私とっていちばん大切な人。
空っぽだった私に、たくさんのことを教え、
たくさんのものを与えてくれたのは
長曽我部さんだから。"
私は忘れないよ。
長曽我部さんが、どれだけ私のために
頑張ってきてくれたかって。


