居場所をください。




よし、忘れ物なし!


「長曽我部さん、支度できたよー。」


「よし、行くか。」


私たちは再び車に乗った。


「もう局に向かうの?」


「あぁ。打ち合わせもリハもあるし

支度も一番時間かかるからな。」


ふーん。



そして局についてすぐ打ち合わせが始まった。

私の出番は2番目だって。


そして15分ほどで打ち合わせを終えた。



「美鈴、これ。

サイン考えた。」


「うわー、簡単で助かる。」


「練習しとけよ。」


「はーい。」


というわけでリハまで時間があるから

髪の毛をいじられながら私はサインの練習をした。