「あ、そうだ。
ママお花ありがとね。」
「あぁ、でもあれ
今回はみんなでお金出し合ったみたいよ?
私は1円も出してないもの。
美鈴からもらったお年玉
みんな使えないってとっといたみたいだしね。」
「え、みんなって…この子達も?」
「そ。優輝以外のみんな。」
……なんだぁ…
みんな最近私にちょっと冷たいけど
可愛いとこあるじゃん…
「……お前ら可愛いとこあるじゃん!!」
「うわ!…あー!!
美鈴ちゃんのせいで失敗しちゃったじゃん!
もう少しでクリアだったのに!!」
ま、みんなこんな調子だけどさ
やっぱり私にとっては
可愛い弟と妹だよ。
「よし、じゃあ次は私がやる。」
「えー!次は僕だよ!
美鈴ちゃんはあと!!」


