居場所をください。




で、結局


『ほらパパ、彩音が待ってますよー。

早く変えてあげてくださーい。』


瞬も夏希さんには敵わないということだ。


……にしてもだ。


『んぎゃあ!んぎゃあ!んぎゃあ!』


…元気になくなぁ…

きっと強い男になるね、これは。


『……よ、よし…

いいよな…?』


いや、どうした瞬。

どんだけテンパってんだ。


…でも、彩音くんは

確かに泣き止んで目を開けて

うにゅうにゅ手を動かしている。


……いいなぁ。可愛い。

なんでこんなに可愛いんだ。


あ、終わった。


パソコンの画面は一瞬真っ暗になり

もとの画面へと戻った。


「やばいこれ。めっちゃ癒される。」


「なに見てたの?」


「瞬の赤ちゃん。

これめっちゃかわいいよ。やばい。

なんか頑張れる気がするよ。」


「へー、ならよかった。

実はまだアンケートも残ってたからさ。」


げ……まじすか…

ま、でもやるよ。私は。