居場所をください。




━━━━━━━━━━━━━━・・・・


「送ってくれてありがと。」


「おう。

また夜にな。頑張れよ。」


「貴也もね。じゃーね。」


いつもの倉庫について

車から降りてすぐ倉庫のドアを開けると

中からはすでに大きな音がなっていた。


うるさすぎて

今どの部分をやってるのかすら

わからなかったけど。


「おはようございまーす。」


そんな私の声は

いったいどこまで届いているのか

そんなこともわからないけど

とりあえずそこにいた長曽我部さんには

届いていたようで


「え、美鈴か?

髪の毛それにしたのか?」


「うん、元通りにね。

どう?だめ?」


「いや、ダメじゃねーけど

なんかちょっともったいねーな。

芸能人っぽくなくて。」


「私がこれでいいんだからいいの。

着替えてくる。」


私は長曽我部さんにだけ声をかけて

また通路へとでた。


なんていうか

反応が思ったよりも薄くて残念。