「あ、そうだった。
美鈴、沖野さんに花を贈れよ。
いつももらってんだから。」
「あぁ!そうだった!!
どうしよう。
亜樹んちやってくれる?
ライブに間に合う?」
「あの店に不可能はねーな。
あんな小さな店なのに
金と権力だけはすげーから。」
……おばさん、すごいね…
まぁ確かに無茶ぶりな注文も
花を取り寄せて叶えてくれるしな…
「…じゃあ、青いバラで、ハートの形の
スタンド花にして。」
「青いバラ?」
「うん。
沖野さんにピッタリだよ。」
「……了解。」
青いバラ、なんて
あの店に並んでいるとこら
見たことない。
それでも、きっと叶えてくれるはず。


