居場所をください。




「…で、この手帳は?」


「だからクリスマスプレゼント。

自分のスケジュールくらい

これからはちゃんと把握していけよ。」


……長曽我部さん、いなくなるんだもんなぁ…


「……はーい。ありがと。」


スケジュール帳か。

こんなしっかりしたやつ、初めてだよ。


「で、ロゴだけど

希望だけ聞いてこっちでサンプル作るか

簡単にでもイラスト書いてくれれば

こっちで決めてくるけど。」


「んー、じゃあ

ファンクラブの方は校章的なのがいい。

前に五十嵐学園とかいって遊んでたじゃん。

だから校章。

私のお母さんが残したネックレスあるじゃん?

あの星っぽい形か、ベルの形の中に

五十嵐って縦書きで入れて。」


と私の希望をいうと

長曽我部さんは一生懸命メモを取っていった。


「……で、美鈴のロゴは?」


「ティアラがいい。

ティアラの真ん中はハートで

中にMっていれて。」


「了解。」


「長曽我部さんが作るの?」


「そうだな。」


「ならあとはお任せで~。」


この人はちゃんと私のこと

わかってくれてるから。

適当にこっちの希望をいっても

ドストライクなものを作ってくる。


……ずっと、私のマネージャーだったらいいのに。