居場所をください。




「どうした?」


「ちょっと踊ってくる。」


なんか時間の無駄な気がして仕方ない。

そんなことしてる暇「それよりアンケートは?」


「……はい?」


「さっきアンケート書いてたろ。

あれ書かなくていいのかよ。」


「あー…」


そうだった。

さっき踊ったあとに、とかいってしまった。


「空いてる時間に書かねーとたまるぞ。」


……そうなんだけど。

そうなんだけども!!

あなたが隣にいるときはちょっと…


「美鈴。」


……え?


「…え!貴也!どうしたの?」


「飯、一緒に食う約束してたろ。」


そういう貴也の片手には

紙袋が握られていて……


「……もしかして、作ってきてくれたの?」


「ま、今日休みだし。

長曽我部さんにも許可もらったし

暇だから見学に来た。

…クリスマスだしな?」


「……ありがと。」


今日は会えないかと思ってたのに…

貴也の方から来てくれるなんて

思ってもみなかったよ…