━━そして8時…
「おはよう、二人とも。」
「おはよ。」
「おはようございます。」
今日も元気な長曽我部さんが来た。
「…っていうかなんでここにきたの?」
いつもなら連絡してきて
私がおりていくのに
なぜか今日は長曽我部さんがきた。
「仕事以外の話もあるから。
ってか貴也まだ部屋着かよ。」
「あ、服あとで出すから待っててね。」
「おう。」
あそこにはクリスマスプレゼントがあるから
貴也に開けさせるわけにはいかないし。
「で、話なに?」
「あぁ、これ。」
と出てきたのはまたファイル。
「なにー?」
ソファに座る私の前に
長曽我部さんはファイルをどかんとおいて
遠慮なしにクッションの上に座った。
このクッション使ってるの
長曽我部さんしかいないけど。
「ってなにこれ。
飲食店リスト?」
「そ。ライブの打ち上げ、次は行けるしな。
つーことで美鈴が主役で幹事だからな。
店を選べ。」
「えー、こんなにたくさん候補あるわけ?
しかも私はお酒飲めるわけでもないし
どこでもいいんだけど。」
「でもいろいろあるだろ。
店の雰囲気とか、予算とか料理とか。
金は全額美鈴もちなんだからしっかり選べよ。」
「え!そうなの!?」
「稼いでるやつがケチ臭いこというなよ。
で、どこにするんだよ。」
「んー…
じゃあここ。」
結局選ぶのはお肉。
もともと魚の方が好きなはずなのに。
「了解。
ちなみに1月1日19時からだから。」
「はいはーい。」
……あれ、1日って仕事決まってなかった?
しかも初詣も行くんでしょ?
1日から結構予定あるのかな。


