居場所をください。




それから一緒にリンゴジュースを飲んで

一緒に後片付けをして、歯磨きをしてから

私はまたソファの前に座った。


「…寝ねーの?」


「あ、寝ていいよ。

私はもう少しやるから。」


なんせテレビが増えると

大量のアンケートも増えるから。

この期日ももう余裕がない。


こういうときにやらないと。


「……寝ねーと体持たねーよ。」


「そうなんだけどさ

でも時間もないから。」


深夜1時半

私はまた仕事を始めた。


「貴也は寝ていいよ、本当に。」


「……あとでちゃんと寝ろよ?」


「うん、大丈夫。

ありがと。」


ホットカーペットの電源をいれ、

膝掛けをかけるとこたつに入ってるみたいで

かなり暖かくて幸せだ。


「よし、やるか。」


スマホで沖野さんの曲を流し、

イヤホンを耳につけた。


静かな空間より、心地よい音楽聴いてた方が

集中力が高まるから。