「あー、めっちゃ美味しかったー。
スタミナ食だよね。牛肉に、にんにくで。」
「最近美鈴疲れてるしな。
で、これ。」
完食した食器をもって立ったかと思ったら
次はりんごを出してきた。
「りんご?珍しいね。
しかもまるごと。」
かじるの?これ。
「にんにくだと口臭気になるだろ。
今からジュース作るし、飲めよ。
にんにくの匂いにはリンゴがいいんだと。」
「へー、そうなんだ。」
しかもジュースってところがよくわかってる。
もうお腹いっぱいだもん。
「貴也、明日何時?」
「10時。
明日は珍しく佐藤さんくるんだよ。」
「あー、最近私がとっちゃってたもんね。」
「まぁ俺は必要ないしな。
撮影だけだし。明日は打ち合わせがあるから
来るんだろうけど。
美鈴は?」
「私は8時からー。
長曽我部さんがお迎えに来ます。」
「はや。」
「やること多くて。
年末は歌番組も増えるしね。」
「無理すんなよ?」
「はは、それさっきも言ってたよ。」
でも、多少無理しないと
なんだか間に合いそうもないよ。


