それからブログをかきはじめて
施設で撮った藍子や栞奈との写メを載せ
ここで終わらせなかったけど
私の手はそれだけでは終えられなかった。
"いつか私がマイクを置く日が来たとしても
私はこの人の横で笑っていたいな。"
そう書き、最後にこっそり撮った
かわいい貴也の寝顔と共に。
ビジネスカップル
……そんな風に思われたくなくて…
一人でも多く、私たちが本気だということを
知ってほしかった。
例え私が歌手じゃなかったとしても
貴也が役者じゃなかったとしても
きっと私たちはお互いに惹かれた。
そのことを知ってほしかった。
貴也の本当の気持ちなんて
知ることはできないけど
こんなにも私が貴也のことを好きだと
知ってほしかった。
気持ちを伝えることはとても難しいことだけど。


