居場所をください。




さてと、帰り支度しないと。


「あんたさ

彼氏と一緒に住んでて

プレゼント発見されたりしないの?」


「しないよ。

貴也はクローゼット開けないし

ウォークインクローゼットなんか

絶対入らないから。掃除もしないし。」


「え、そうなの?

服は?どうしてんの?」


「最近は貴也選ばないんだよね。

いっつも私が出してる気がする。」


「へー、カリスマも大変だね。」


「まぁ好きだからいいんだけどね?」


…にしても

リビングだとやはり視線が気になりまくる。

新人さん、こっち見すぎだって。


はぁー、気が休まらないな。

ここも……


「ママ、そろそろ帰るねー?」


「うん、わかったー。

あ、待って!」


「ん?」


ママは急に立ち上がって

リビングを出ていった。


「ねぇねぇねぇねぇ!美鈴ちゃん!」


「え、栞奈どうしたの。」


そんなハイテンションで……