居場所をください。




「美鈴ちゃーん。

電話だよー。」


「あ、はいはーい。」


洗い物も、ママとの話も終わり

手を拭いて栞奈の元へと向かうと

私のスマホは鳴り止んでいた。


「あ、貴也からだ。

ちょっとごめん。」


貴也からの着信履歴に

私はかけ直した。


とりあえずリビングを出て。


『もしもし』


「あ、貴也?

電話どうしたの?」


『俺さっき隼也と飯食って

さっき隼也送ってきたんだけど

今から帰るから時間合うなら

迎えにいくけどどうする?』


「あ、きてきて。

隼也んちからなら10分くらいでつくよね?」


『そうだな。

じゃあついたら連絡するわ。』


「うん、わかった。

お願いしまーす。」


ラッキー。

タクシー呼ばなくてすむや。


……にしても、まだ19時だよ?

もう隼也とご飯食べたの?早いね。


「なに、彼氏ー?」


…藍子か。


「うるさいよ?

リビングもどろ。」