居場所をください。




「……費用ってどのくらいかかるの?」


「え?美鈴はそんなこと気にしなくていいの。」


「でも…

私は少しでもママに恩返ししたいから。」


ママの役に立てるなら

私にできることはいっぱいしたいよ。


「……実はね?美鈴。」


「な、なに…そんな楽しそうなの…」


「シェアハウス始めようかなって。」


「……は?え、シェアハウス?」


…………なぜ?


「だってさ、美鈴

CD出すたびに寄付金出してるでしょ?

全部手をつけてこなかったの。

そしたら結構な額になってさ。


それに、いつまでも美鈴に頼れないから

庭はやけに広いし、もう一軒建てて

そこでシェアハウス。

少しでも稼げるようにしないとね。」


「……ママも色々考えてるんだね。」


「子沢山だからね~。」


「ま、お金の面ばっかりになっちゃうかもだけど

私にも協力させてね。」


「ありがとね。」


ま、具体的な金額は言わないか。

でも多い分には困らないよね?


……でも、多すぎても

受け取ってもらえない、か。