「貴也は佐藤さんと仲良くないの?」 「俺?別に仲良いとか悪いとか そういうのではねーよ。 仕事の付き合いって感じ。 お前も永田さんとはそうだろ。」 「うーん、まぁ確かに。」 「それと一緒。」 「それより貴也、マスクつけとけよ。」 「あ、はい。」 忘れてた。 俺はマスクをつけてから 参道に入った。