居場所をください。




それからご飯を食べ終えても

高橋はまだ来なかった。


「ねぇ、高橋遅くなるの?」


「さぁ…どうかな。

俺にはちょっとわかんねーな。」


「…………そう。」


高橋、なにやってるんだろ。


「それより美鈴、彼氏となんかあったわけ?」


「…………なんで?」


「だって家出してるしブログもあんなんだし…

やっぱ昨日のことでなんかあったのかなと」


「…………まぁ…自分の中の気持ちの整理っていうか

なんかちょっと色々ありすぎたの。

貴也のそばにいると貴也を傷付けちゃうから

崩れないように家出、かな。

いろんなことをここでリセットしたくて。

ま、高橋来たら言うよ。」


「ったく、さっきから瑠樹ばっかだな。

できてんのか!お前らは!」


「はは、だってさ

なんかいろんなこと高橋に話してきたし

やっぱ高橋に聞いてもらうのが一番

スッキリするんだもん。」


「へぇ、そうですか。」


……朔也はどうして怒ってるんだ?

まぁどうでもいいけど。