居場所をください。




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「お待ちどうさま~!」


それから並んで無事ご飯を受け取り

この広すぎる空間に置いてある

多すぎるテーブルに移動した。


「こんだけ席があると

争奪戦にならなくていいね。」


「生徒が全員来たこと想定なんだろうな。

この広さ。普段はほとんど来ねーのに。」


「なんかやっぱり

すごい売れてる人はいないんだね。

見たことある人もさっき話しかけた人くらい。」


「まぁ忙しいやつはあんま来ないしな。

デビュー前とかも多いかもな。」


「でもデビュー前って忙しくない?

私も数回しか行けてなかったし。」


「美鈴はすぐデビューだったからな。

美鈴ってかなり忙しいスケジュールだったし。」


「え、みんなあんなんじゃないの?」


「あんなんじゃねーよ。

どんだけ突っ込んでんだかっておもってた。

よくまぁ耐えたよな。」


「だってあれが普通だと思ってたもん。

最初の頃は本当にきつかったけどさ。」


今だともう物足りないくらい…

怒られることもなくなったしね。