居場所をください。



玄関にいた長曽我部さんと

私は車にのって移動した。


「そういや俺車買い換えるんだよ。」


「あー、なんか前そんな話してたね。

もう買ったの?」


「買ったよ。つっても

あと2ヶ月くらい先なんだけどな、納車。」


「え、そんな先なの?」


「まぁ1ヶ月半くらいは覚悟してたけどな。

そんくらいかかるんだよ、納車には。」


「へー、そうなんだ。

でもこの車も十分乗れるじゃん。

なんで買い換えたの?」


「え?まぁなんとなく。」


「ふーん。まぁなんでもいいけど。

どういう車?」


「いつも美鈴が使ってる社用車あるじゃん。

ああいうの。」


「あー、おっきいやつね。

ミニバン。」


「そ。

この車より乗り心地よくなる。」


「これもそんなに苦痛じゃないけどね。」


「車高が低いからなー。」


「わざとでしょ?」


「まぁそうだけど。」


ならやめればいいのに。

私にはよくわからないけど

こだわりとかあるのかな。