「美鈴が恋ねぇ。」 「なに。いいじゃん。」 「いいけど。お前も高校生なんだな。」 「なにそれ。なんだと思ってんの。 ってか私シャワー浴びるからじゃーね。」 「はいはい。 俺も仕事いかなきゃだし。」 そういって長曽我部さんは去ってった。 31日まで仕事なんて大変だな、あの人は。 私はさっさとシャワーを浴びて 家に戻った。