居場所をください。




「あ、美鈴ちゃーん」


テラスで寝転がって優輝を見てると

優輝がこっちにきた。


「優輝ー、楽しい?」


「たのしーい!

一緒にはいろ!」


「えー?

服濡れちゃうから入れないよー。」


今日に限ってスキニー。

ショーパンなら足だけ入れたのに。


「えー」


「みんなもうすぐ帰ってくるから。」


「じゃあ終わりー」


「え?出るの?」


「出る!」


優輝はそういって

どんどん出てくるから

そこにあったタオルで急いで拭いた。


「ママー!

優輝出たんだけど!」


「えー?もう?

美鈴使えないなぁ。」


「え、私のせい?」


「そのプールには

ブルーシートかぶせておいて。」


「はいはい。」