居場所をください。




そしてお肉が焼けた頃


「おーい!!」


隼也が来た。


「あ、隼也!

早かったね。」


そしてその後ろには


「こんにちは。」


矢島くんもいた。


「あれ?

なんで将太までいんの?」


と貴也もこちらへ来た。


「撮影一緒だったんだよ。

で、車できてるっていうから

誘って一緒に来たんだよ。」


「俺も良い?」


「うん!もちろん!

あっち行こ!」


「ここまで揃うなら

将大も誘えばよかったな。」


「ね、あとで言われるかもね?」


と、言いつつ

足場が悪いから

私は思いっきり貴也にしがみついて

体重をかけてあるいた。


「重い。」


「女の子にそんなこと言わないでよね。」