居場所をください。




………なんか、貴也にスープ作るの

久しぶりだね。


前はよく作ったもんね。


あ、隼也に連絡しとかないと。

スマホスマホ……あ、あった。


隼也隼也隼也……


隼也の名前を探して電話をかけるも


『プープープー』


話し中だった。


ま、仕方ないし

長曽我部さんに伝えてもらうようにメールして

私はスープを作った。



「貴也、出来たよ。

飲む?」


「あぁ、うん。」


「はい、どうぞ。」


サイドテーブル買ってよかった。

なかったら置くとこなかったもんね。


「エアコンの温度平気?

暑かったり寒かったりしない?」


「大丈夫。」


「そ、よかった。」


「いただきます。」


「はい、どうぞ。」