居場所をください。




部屋につくなり、ソファに座る貴也。

お昼まではいつも通りだったはずなのに………


「……どうしたの?」


「さっきのやつってなに?」


「え?

あ、佐藤さんが言ってたやつ?」


「そう。」


「来年のツアータイトルとか

アルバムの事とか。」


「へぇ、そっか。」


………なんだ?


「私も座っていい?」


「あぁ、うん。」


で、隣に座ると

貴也は私の肩に手を回してきた……

と、いうよりもたれ掛かってきた。


「え……ちょ、貴也

すごい熱…」


私にもたれてきた貴也の体は

とっても熱かった。


「……あちぃ」


「体調悪いならちゃんと言ってよ!

とりあえずベッド行こ!」


私は貴也を引っ張って

寝室へと連れていった。


「タオル持ってくるから

ちょっと待ってて。」


ベッドに寝かせて

とりあえず汗拭き用タオルと

水分補給用に水を持っていった。