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「うん、いいな。
涙が自由に操れるなら本当に苦労しないな。」
と、いうわけで私の稽古も終わり。
「ありがとうございました。」
頭を下げ、私はみんなのところへ戻る。
私と貴也はこれで終わりだしね。
「さて、どうする?
あと2時間あるけど、帰る?」
そういって佐藤さんが立ち上がった。
「とりあえず帰りたい。
素っぴんでいきたくないし、
………ジャージできちゃったし…」
「はは、そうだよね。
いつもの美鈴ちゃんと違いすぎるしね。」
「笑わないでよね!」
「ごめんごめん。
じゃあ帰ろ。貴也もいくぞ。」
佐藤さんが貴也を呼ぶけど
貴也は明らかに不機嫌。
さっきからなんにも喋んない。


