「あ、そうだ。
これ、長曽我部さんからプレゼント。」
と、ご飯が来る前だと言うのに
佐藤さんのカバンから
エナジードリンクが出てきた。
「………嫌い。」
「え?これ?」
「この高カフェインみたいな味が嫌い。
ということで返品します。」
「俺が怒られるからダメー。」
「佐藤さんもそういうとこ
微妙に厳しいよね。」
「これから稽古やるんだし
このままじゃ舞台見ないで寝ちゃうんじゃない?」
「普通18歳に渡すかなぁ……
じゃあ食後に飲む。」
「うん、お願いね。」
私がおとなしくエナジードリンクを受けとると
すぐに佐藤さんのパソコンが出てきた。
「で、もしアルバムのタイトルとか
決まってたら教えてね。
ライブとか、なんでもいいよ。」
「んー、どうしよっかな。
アルバムはそのまま"夢物語"にしようかな。
ツアーはどうしよう。」
「ま、すぐ決めろってものでもないし
じっくり考えてよ。」
「うん。」


