『俺、貴也が戻ってくる前に、
何回か美鈴とご飯行ったんですけど
美鈴、貴也の話になると
いっつも幸せそうな顔してて。
貴也が引退するかもって
事務所の社長とかマネージャーとか、
事情を知ってる人たちはみんな
もう終わりだと思ってたんです。
もちろん俺も。
だけど美鈴だけはずっと信じてて。
ほんと、貴也は幸福者ですよ
彼女があんなんで。
貴也の好き好きオーラもすごいけど
美鈴の好き好きオーラはもっとすごいですし。
貴也が戻ってきてからは
俺のことなんか放置ですからね。
貴也がいない間は俺が構わないの
怒ってたくせに!』
………え。
「えぇ!テレビで何いってんの!」
「……っ!
びっくりした!いたのかよ…」
「なにこのテレビ。
なんで隼也こんなこと言ってんの!」


