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と、いうことで
「結局4人かよ。」
加藤くんの押しの強さに
4人でつけ麺屋さんへ行くことに。
「いいじゃん。
将太車で来てたんだし
タクシー代浮いたじゃん。」
「別にそこケチんねーよ。」
「まぁまぁ…」
矢島くんはすごく申し訳なさそうだけど
貴也もそこまで嫌そうではない。
結局好きなんだろうね、このメンバーが。
「でも本当美味しいから
みんなに食べてもらいたいよ。」
私がそういうと貴也も笑顔。
「………単純なやつ。」
「なんか言ったか?」
「いえ、なにも。」
加藤くんと貴也がじゃれてるのを見るのも
私はだいすきだ。
「さてと、住所教えて。」
「あ、ここー。」
私がお店の名刺を渡し、
やっと出発だ。
私と貴也は後ろ。
当たり前だけど。


