「………俺らはどうするか。」
「とりあえずご飯いく?
スーパーにする?
それとも前の部屋片付けいく?」
「………美鈴の飯食う。」
「ふふ、わかった。
じゃあスーパー行こ。」
「そうだな。」
私たちはまたがっつり変装をして
部屋を出た。
しばらくは人の出入りが激しいだろうから
なるべくがっつり変装をすることにした。
「なに食べたい?」
「なんか麺類がいい。」
「ん、わかった。」
「せっかくなら大型スーパーいくか。
買いたいものも多いし。」
「あ、それだと嬉しい!
洗濯干すスペース空っぽだしね。」
広いベランダがついているのに
物干し棹はない。
洗濯ばさみとか、細かいものは
買い足さなきゃだったんだよね。


