居場所をください。




翌日ー


迎えに来てくれた長曽我部さんにデジカメを渡し、

とりあえず私は打ち合わせに行き、


お昼前から稽古に顔を出した。

私がやることはないのにね。


「はい、歌詞を考えろ。」


長曽我部さんはというと、

もうパソコンを開いて仕事タイム。


仕方なく、私もパソコンを取りだし

みんなの演技を見ていた。

だけど途中からそれさえも疲れてきて

パソコンの前にひじをつき、

手の上に顎を乗せ、細目になっていく。


………寝そう。

けど長曽我部さんが怖いから

とりあえず私は演技を見つめていた。



………歌詞ねぇ…。


「お、ついに書くか。」


「もう7月終わっちゃうしね。

急がないと。」


………と言ってもあんまり舞い降りてこない。