居場所をください。




それからマンションに帰ったけど

途中から後ろをついてくる気配はなくなって

普通に帰った。


「なんだったんだろ。」


「気を付けろよ。」


「大丈夫だって。

一人で出歩くことなんてまずないし。

いっつも誰かいるよ。」


「ならいいけど。」


「っていうか

なんにも撮ってないね。」


「あ、忘れてた。」


「………ま、いっか。」