居場所をください。




「美鈴ちゃーん!」


「はーい!

あ、私あっち行くね。」


私は座って長曽我部さんと話してたけど

ユリ姉に呼ばれて、その場を離れた。


「なに?どうしたの?」


「はい、お土産!」


「あ、ありがと!

開けていい?」


「もちろん!」


ユリ姉から渡された袋を開けると中には………


「………ユリ姉、私まだ未成年。」


お酒が入っていた。


「はは、知ってる知ってる。

それね、2~3年置くといいんだって。

10度くらいで。」


「えー、難しい。」


「ワインクーラーとか安いの買えばいいのに。」


「まだ未成年だもん。

でもありがと。えーと?」


中にはまだ違うのも入っている。


「あ、お塩!コーヒー!

インドネシアのは美味しいって有名だよね。

ありがと。」


コーヒー豆とかおしゃれすぎ。

早速明日の朝、淹れてみよう。


そして最後は………


「……なに、この量。」


袋の半分を占めるほど、

大量に入っていたのはトリートメント。


「バリと言えば、でしょ?

安かったしね。」


「まぁそうだけどさ。量。」


「美鈴ちゃん、髪の毛きれいだから

たくさんほしいかと思って。」


「まぁ嬉しいけどね、ほんと。

ありがと。全部嬉しいし、こんなにありがと。」