居場所をください。




貴也は相変わらず一言も発せず

黙々とご飯を食べていた。


だから私も、隼也もカメラを止めて

ご飯を食べた。


「はー、おいしい。」


「ありがとう。」


マスターも相変わらず優しいし

お店も空いてるし


やっぱりここは変わらなくていいね。


「ごちそうさん。」


貴也も相変わらず食べ終わるのは早い。


「マスター、コーヒー。」


「はいよ。」


「ふふ、貴也は相変わらずだね。」


「美鈴もな。」


いつもの席にいつものメニュー。

やっぱりここは好きだな。



「ごちそうさま。」


サラダも食べて、お腹いっぱいだ。