居場所をください。




そんな隼也をいじりながら

マスターの喫茶店へとついた。


カランカラン…


「いらっしゃい。

3人で来るなんて珍しいね。」


「いつも思うんだけど

マスターって美鈴いると優しいよね。」


「女の子には優しくないとモテないしな。

な、隼也。」


「俺への当て付けか!」


「早く座るよー。」


一人うるさい隼也をほっといて

私は貴也に引っ張られてソファに座った。


「あ、マスター。

カメラ回していい?」


「え、カメラ?

逆にいいの?3人は。」


「お店の場所はバレないようにするの。

いい?」


「うん、いいよ。」


「ありがと。

じゃあ隼也お願いね。」


「はいはい。

で、なにすんの?」


「「いつもの。」」


「はは、二人は相変わらず仲良しだね。

隼也はなにする?」


「俺は今日はハンバーグ~。」


「あ、私サラダもつけて。」


「はいよ。」