居場所をください。



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「おはよ。」


翌日、ベッドで目を覚ますと

貴也もすでに起きていた。


「おはよ。」


「今日は和食がいい。」


「ふふ、はいはい。」


朝6時、私たちはいつも通り起き、

私は料理、貴也が掃除と洗濯と

分担して家事を行う。


なにも言わなくても貴也がやってくれるから

私も素直に甘えとく。


「貴也~ご飯出来たよー。」


「おう、あと少し。」


最初は私の下着とか干されるの、

少し抵抗はあったけど

2週間弱で、もうその羞恥心は消えた。


長曽我部さんちにいた頃もそうだったけどね。


~♪~♪~♪


…誰だ、朝っぱらから。

まだ7時前なのに。


"着信 長曽我部さん"


また長曽我部さんか。