居場所をください。




翌日ー


私は貴也より早く起きて朝御飯の準備。

といっても昨日の残りだけど。


「はよ。」


そこに貴也が起きてきた。


「おはよ。

ご飯できてるし顔洗ってきて。」


「あぁ。」


はぁーあ。

眠い………まだ3時過ぎだもんなぁ…。

貴也がいったら二度寝だね。


「飯なに?」


「あぁ、昨日作ったやつだけど

餃子です。」


「ふーん、朝からボリュームあんのな。」


「昨日の夕飯予定だったから当たり前。

肉とキャベツだけだから匂わないよ。」


「じゃなきゃ食べない。」


………なんか…いちいちトゲのある言い方するね。


「…パリパリ感ねーな。」


「当たり前じゃん。

昨日作ったんだから。」