居場所をください。




「よし、書き終わりましたー!

じゃーん。」


「おぉ。

これよく飛ぶらしいから

俺後ろまで届くように頑張って投げるわ!」


「ステージ端から思いっきり投げれば

スタンドにも届きそうじゃない?」


「あぁ、届きそう!

俺なら絶対届くわ!」


「美鈴ちゃんって球技苦手なんでしょ?」


「ボ、ボール投げるくらいはできるよ!」


佐藤さんと同じこといってるし。

まったく。


「ってかさー、入り口の花、

沖野美華さんから来てたじゃん?

美鈴ちゃん、仲良いの?」


「私なんかが仲良いとか言っていいのかわかんないけど

でもこの前ランチ行ったよ。

まぁ仕事で一緒になることもあるしね。」


「えー、すげー!」


「私ほんとに子供の頃から

ずっと好きだから

なんか私なんかがおこがましいよね。」