居場所をください。




「もう付き合ってるって認知されてるからじゃね?」


「そういうこと言わないでよね。」


「事実じゃないからいいじゃん。

新曲だって、貴也に向けて書いたんだろ?」


「まぁそうだけど

ちゃんと伝わってんのかな~。

っていうか聴いてんのかな。

まだ私の曲。」


「ちゃんと伝わってるよ。

たぶん。」


「たぶんって。

そこ断言しといてよ。

貴也のお友だちでしょう。」


「俺より、マネージャーの方が詳しいと思うけど?」


「佐藤さんねぇ。

でも今月入ったら突然忙しくなくなったんだよね。

常に私のところにいるし。

だから貴也のところにいってないだろうし

ってことは更新しないまま切れたんじゃない?

だから佐藤さんも詳しくないよ。」


「えー、そうなん?」


「そうなんです。」


っていうか隼也の方が詳しいでしょ。

私なんてなにも知らないし。


「私たち、このままどうなんのかなー。」


「まぁもう少し待ってみれば?」


「乗り換えようなんて思ってないけどさ。

このままでいいのかなーって。

待ってて変化あんのかな。」


「帰ってくるって信じてんだろ?

それでいいじゃん。」


「まぁね。」