居場所をください。




「あ、あとねー、これも大谷隼也くんから。

好きな人の前になると気持ち悪いくらいベタ惚れ。

好きな人のこととなるのわかりやすく落ち込むし

わかりやすく喜ぶ。見てるだけで楽しい。」


「ふふふ、もー何いってんの。

好きな人の前だとそうなるのかな。

まぁ確かにそういうこととなると

隼也は詳しいかもね?」


「あと引っ越しを手伝ったのに

部屋に全然あげてくれない。」


「いや、だって隼也だって

全然あげてくれないし!

それどころかどこらへんかはわかるけど

ちゃんと場所知らないし!

しかも隼也最近全然連絡してくれないし!

それ私のせいじゃないよ!」


「最後に、事務所の入り口にいる

警備員さんから。」


「どんな人に聞いてんの。」


「五十嵐さんは必ず挨拶をしたあとに

いつもご苦労様です、と笑顔で言ってくれる。

そこまで言ってくれるのは五十嵐さんだけです。

本当に優しい人だと思いました。」


「そういうの待ってた!

みんな悪口ばっかりなんだもん!」