「ってかこんな話聞いて楽しい?
大丈夫?
長曽我部さんとかめっちゃ出てくるけど
知ってる?」
「美鈴ちゃんが帰る前にいつも見てる
みんなからの応援メッセージ動画みたいのあるじゃん?
あれ毎回佐藤さんと長曽我部さんが撮り行ってるし
みんな知ってるんじゃない?」
「あ、そうなの?
あれ二人が撮ってきてるの?
いっつも外行くけどなにしてんのかなー
って思ってたんだよね。
あ、じゃあみんな知ってるんだ?
どうですか、生の長曽我部さんと佐藤さんは。
ふふ、でもあの二人って表向き
めっちゃ優しいからたぶんみんなは
すごい優しい人だと思ってると思うんだよね。
長曽我部さんとか私に声かけてきたとき
めちゃくちゃ優しそうだったからね。」
「え、そうなの?」
「そうだよ。
で、ほいほい着いてったら
ぺりぺりと顔の皮が向けてきまして
今では鬼と化した。
佐藤さんはまだ仮面張り付けてるけど
だんだんきつくなってきたというか
圧力がすごいの。
そのうち、早くしろよ!とか言われそう。」
「あはは、そうなんだ。
でも本当は優しいんでしょ?」
「本当は優しいよ。
ただ仕事のことになると
突然めちゃくちゃ厳しくなるだけ。
だから鬼だけどみんな怖がらなくていいからね。」
もうこれじゃ長曽我部さんの話ばかり。


