居場所をください。




「でもこっち絶対余るだろうし

足りなかったらまた食べなよ。」


「……いや、たぶん余らないよ。」


私はハルの横に座ると

私の耳元でこそっといった。


かとおもえば

ユリ姉は私の倍、お皿にとって

私の前へ座った。


「ユリ姉…そんなに食べるの?」


「え!美鈴ちゃん、それだけで足りるの!?」


「え、足りない?

足りないかな?」


「さぁ?食べてからまた決めたら?」


ハルは若干苦笑いになってる。

その意味はよくわかんないけど。


そして私が食べ始めると

わたあめに夢中だった

亜美ちゃんも莉子ちゃん、

しおりんもお皿にお寿司を取り、

こちらへ座った。


「み、みんなよく食べるねぇ…」


みんなして私よりもかなり多い。


「美鈴ちゃん、お皿もう空。」


ハルのその声に後ろを振り替えると

本当に大皿はもう空っぽ。


「えぇ!もう!?」


「こいつらほんとよく食うしな。」


瞬も若干呆れ気味。

私はこれでおしまいかい!