居場所をください。




その後、お寺について

お水をもって、お墓まで行く。


この道のりはヒールだと険しいけど

この安定感のない靴で、安定感のない道を歩くのと

悪くないと思えてきた。


「ごめん、お花ありがと。」


「あぁ。」


亜樹に持たせてたお花を

お墓に供える。


この花も、最初

亜樹に選んでもらった花を基準に

季節によって変えるようになった。


「さてと、帰るかな。」


「もういいわけ?」


「うん。もういい。」


「あ、そ。」