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「たっつん、そこのコンビニで下ろして~。」
「はいよ。」
幸せな気持ちでいっぱいな私は
たっつんに送られ、いつものコンビニへと戻ってきた。
「たっつんありがとね。」
「いえいえ、こちらこそ。」
「俺もここでいいわ。
近いし。
じゃーね、たっつん。」
「おう。
明日遅れんなよ。」
「たっつんもね。」
「じゃーね、おやすみ~。」
「おう。」
たっつんは短い返事をすると
車を走らせた。
「美鈴ちゃんはなんでコンビニ?」
「お金下ろすだけ。
ハルは帰っていいよ?」
「いやいや!送るし!
もう遅いから危ないじゃん!」
「はは、ありがと。
じゃあすぐ戻るね。」
マンションすぐそこなのにね。
心配性か。


