居場所をください。




「で、明日どうしよっか。

たっつんに電話するとか言っときながら

私たっつんの連絡先知らないや。」


「俺知ってるから俺から連絡しとくよ。」


「ハルは全員に聞いてたもんね、連絡先。」


私もたっつんと陽くんに連絡先聞こっと。

ないと不便なことあるかもだし。


「美鈴がいくならピークの時間は外せよ。」


と長曽我部さんにも言われたし……


「じゃあ3時くらいに待ち合わせにする?」


「そうだね。

待ち合わせ場所も人混みは避けた方がいいのか。

ってか俺美鈴ちゃんを迎えいくよ!」


「却下。

二人はダメだっていってんだろ。」


長曽我部さんは相変わらず

ハルには厳しいねぇ…。


「たっつんはどこに住んでるの?

知ってる?」


「俺わかんない。」


「達哉も区内だよ。

そこまで近い訳じゃねーけど。」


「なら事務所集合でよくない?

近いし。私は、だけど。」


「うん、そうしよ。

そっからタクシーで行こ。」


「決まり~。

たっつんに連絡しといてね。」


「オッケー!」


よし、明日は久々につけ麺だ!

やったね。

久々に休みだしね。

明日は全力で休もう。