━━━━━━━・・・・ 「はい、お疲れさま。」 「お疲れさまです。」 「明日は9時からリハで、17時に会場にてリハ。 21時終了予定ね。」 「わかりました。 ……………貴也のとこ行く?」 「うん。 なにか伝える?」 「ううん。なにも。 それじゃおやすみなさい。」 私はそれだけ言って マンションへ逃げた。 やっぱり鍵をかけておきたい。 大切な思い出がこぼれないように。