『Tell You.』
"失うことに怯えなかったあの頃は
失うものなんてなにもなかった
失うことに怯えていたあの頃は
大事なもので溢れていた
だから私はいつだって大切に
ポケットにしまっておいたのだ
大切なもので溢れている今は
私はもうなにも怖くない
怯えることなんてないんだ
だってそれは簡単に失ったりしないから
○僕が負けることで君を犠牲にしないなら
僕は喜んで負けることを選択しよう
僕が勝つことで君を失ってしまうなら
僕は勝つことに怯えてしまうから
僕が僕であるために必要なことは
僕が負けること他ならないのだ
それは僕が僕に勝つ唯一の手段
○僕が負けることで君を犠牲にしないなら
僕は喜んで負けることを選択しよう
僕が勝つことで君を失ってしまうなら
僕は勝つことに怯えてしまうから
僕は君に伝えることが出来るだろうか
この戦いがどれほど無意味なことかを
そして君は気づくことが出来るだろうか
戦う相手はいつだって自分であることを…"


