「なんだ、やりゃできんじゃん。」
「え。」
瞬がほめたよ。
あの瞬が。
いつもできたって
"いいんじゃない?"
"まぁまぁ"
とかなのに。
"できんじゃん"
だって。
「美鈴、いっつも歌いながら踊ってたからな。
ダンスだけだと意識しすぎて頭で考えて動くから
ワンテンポ遅れるんだよ。
動きはもうからだが覚えてるから
歌いながらの方がうまくいくよ。」
へぇー……
「やっぱり長曽我部さんは
美鈴ちゃんのことよく見てますね。」
「ま、これでもマネージャーだし?」
「それじゃ休憩終わりー。
また通す。
……………って達哉は。」
「たっつんならトイレに駆け込んでたよ、さっき。」
「なんだよ、ったく。」
「私もトイレいってきまーす。」
「はぁ?ユリもかよ。」
とっても愉快な仲間たちです。


